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カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡

カイジおよび福本作品、そのアニメが好きで、シリーズ構成の高屋敷英夫さんが、子供の頃からアニメのクレジットで凄くよく見る名前なので調べてみたものの膨大すぎてまとめきれなくなってきたので、自分のブログよりここに切り離してまとめることにしました。ツイッターアカウントは@makimogpfbです

じゃりん子チエ31話脚本

高屋敷英夫 カイジ アニメ じゃりん子チエ #じゃりん子チエ

アニマックスじゃりん子チエ31話の高屋敷さん脚本回、凄かった。

出崎兄弟合体演出、ジョー1(2も?)、ど根性ガエル、新ど根性、ベルばら、家なき子、赤ルパン、ゲン2、らんま、カイジ、アカギ、一歩3期などにつながる映像・台詞満載。

圧巻は演出の三家本さんとのど根性ガエル+出崎哲式演出再現

posted at 23:05:21

じゃりん子チエ31話 高屋敷氏脚本回b

まず特徴の煙草、屋台(ジョー1)、可愛いおっさん、鬱病への正しい対処、優秀モブ、義理人情、紙・文字ギャグ、敵?(地獄組)も仲間愛、ホース放水(らんま、カイジ2期脚本へ)、ジョーから集団乱闘、1枚千円煎餅(カイジの沼、1球4千円へ)、警官隊(ルパン)、車輪(ベルばら)、ビンタ(ジョーからカイジまで殆どで発生)

posted at 23:16:28

じゃりん子チエ31話 高屋敷氏脚本回c

更に家なき子の牢獄(イメージ)・脱出、賭場説明会がカイジのエスポ説明会に似る、雨どいが重要(ルパン演出回)、出崎哲式高速攻撃・スピン、統式スロー、元ど根性チームの演出三家本さん、作監朝倉隆さんと結託したど根性ガエル式後半高速アクションなどなど

posted at 23:24:29

じゃりん子チエ31高屋敷氏脚本回d

これは中盤の盛り上がり回で好評回。人間は、ひもじい、寒い、独りだと鬱病(台詞はノイローゼ)になるからまずは腹いっぱい食べよう、という適切な鬱病対処をおバァが言い、同氏脚本ゲン2鬱病老人への正しい対応、カイジ2期の適切な自殺防止対応に繋がる。

格言:「ひもじい、寒い、死にたい、不幸はこの順番で来ますのや」

posted at 23:34:56

じゃりん子チエ31高屋敷氏脚本回e

前々回に初詣で買ったお面でポーカーフェイスを得たテツが博打で大勝ちして大金を稼ぐが警官隊および地獄組との乱闘で全てパー。

ただしジュニア、小鉄、おバァ、チエ、親切なラーメン屋のおかげで逮捕されずに済む。博打の富より大切な人情というのがカイジに似る

posted at 23:44:52

じゃりん子チエ31高屋敷氏脚本回f

高屋敷怪現象がまさか高畑監督作にこうも出現するとは本当に驚いたし、演出三家本さん、作監の朝倉さんのチームど根性3人で長浜忠夫演出を持ち込んだ。高屋敷さんが大御所監督達のかけ橋となった。更に今回の動画にカイジ1期コンテ陣の大久保富彦さんがいる奇跡

posted at 23:53:05

じゃりん子チエ31話は脚本陣が積み上げた大阪カブの会編のピークだが、テツが逮捕されずに済んだのは警官であるミツルから得た、警官隊が賭場に突入するという情報も一因。序盤に積み上げたミツル結婚式のテツの感動スピーチがその源であり、孤独を救う義理人情という高屋敷イズムと相性がいい

posted at 00:14:06

高屋敷さん演出・脚本に見られる鬱病(ノイローゼとか原爆ブラブラ病とか精神失調状態になってるが)への適切な対処ネタ、これは相当興味深い。ど根性ガエル演出でも教育ママは子供がノイローゼになる、というネタが出るしジョー1脚本疑惑回、ジョー2脚本でも精神失調状態描写あり。一歩3の沢村然り

posted at 00:38:49

高屋敷さんが鬱病対処に詳しいのは出崎統さんとか高畑さんとか相当に変わってる人達と仕事したせいもあるか?高畑さんの変わり者伝説は爆笑だし、素の出崎統さんの作風は繊細だし。対して出崎哲さんは、なんか清々しく明るい。出崎兄弟そろって男の世界が好きなのは共通。高畑さんは人外の世界が好き?

posted at 01:03:24

昔の名作アニメだって漫画原作ものはうやむやグダグダや投げっぱ多いわけだし。 児童文学アニメはその点ラストまでにどう盛り上げるかのしっかりした構成が見える 高畑監督はサザエさん時空でなく成長する赤毛のアンで構成力を研ぎ澄ましたんだと思う

posted at 02:36:59

  • 画像編

屋台集。おでんが主体。ジョー1脚本疑惑回の暴力おでん屋から始まり、ど根性ガエル脚本疑惑(九十英夫)回でもおでんが出てきて、店主は火事の野次馬が趣味のろくでなし。じゃりん子チエ31話はラーメン屋でおばあはんの格言に感動し協力してくれる人のいい店主。カイジの石田さんのように「いいことなんか何もなかった」と沈んでいたがおばあはんの格言で生きる気力を取り戻す。新ど根性はおでん屋、ラーメン屋両方出るし、まず文化祭でおでん屋をやろうってのがまず普通じゃない。どんだけおでん好きなんだwカイジになると、屋台というかw出店だけど似てる。店主はもちろん班長達でろくでなし。

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脚本なのに時空を超えて画が似てくる高屋敷怪現象。カイジ(シリーズ構成・脚本)と今回。地獄組組長と班長シンクロ笑った。どちらも破滅する。

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さらに高屋敷怪現象。ホース放水は同氏脚本らんま13話にもある。(原作通りだが)

それにしてもホースおよび顔ぶっかけのシンクロ率すごいw

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集団乱闘はジョー1脚本疑惑(小林幸)回との比較。圧巻はここでも出崎哲さんの高速攻撃と、出崎統さんのスローを組み合わせた出崎兄弟合体が成立。さらに、ど根性ガエル出崎哲さんコンテで山程披露された超高速スピンがここでも炸裂。演出の三家本さんも、高屋敷さんも、ど根性ガエル演出時代にこれを散々見て来たので、相当スタッフ内でウケてたと思う。というか私が爆笑してた。無記名でもわかるので。車輪アップはベルばら同氏コンテとの比較。上からの車のカットは新ど根性ガエルのコンテ演出(PN)・脚本(無記名)回との比較

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  •  まとめ

とにかく凄すぎる。じゃりん子チエの中でも間違いなく神回の一つ。また、同氏特徴の、短い時間でも密度の高い話を超圧縮して詰め込む技術が余すところなく発揮され、Aパートだけでも色々起こりすぎ。それでいて、デビューのジョー1で必死?に出崎統監督にアクションを丸投げした怪我の功名が熟練され、アクション作画が凄い。また、出崎兄弟合体ばかりか、長浜演出を高畑流に取り込んだ。これは以前高屋敷氏が脚本陣にいない時には、三家本さんが助監督や演出にいても起きなかった現象だ。ギャグも凄まじいが、やはり序盤のおばあはんの格言が、うつ病になりやすい現代社会にしみる。カイジにもそれが生きてるし、さらに発展して自殺防止の適切処置まで発展。そこに感動したのだけれど、原作のエッセンスから自分の言いたいエッセンスを抽出して前面に出すことができるのかもしれない。