カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡

カイジおよび福本作品、そのアニメが好きで、シリーズ構成の高屋敷英夫さんが、子供の頃からアニメのクレジットで凄くよく見る名前なので調べてみたものの膨大すぎてまとめきれなくなってきたので、自分のブログよりここに切り離してまとめることにしました。ツイッターアカウントは@makimogpfbです

忍者マン一平監督・3話:同氏テーマ、ぼっち救済が炸裂!子供向けはストレート勝負

Togetterのバックアップです。修正や追加などで再構成しています。モバイルだと、クリックしても画像が大きくならないので、urlをクリックするとtwitterの大きい画面で見えます)

 

これも同氏がいつも主張するテーマがど直球で来た話。
特徴の、ぼっち救済、仲間愛。バトルも、特徴である知略多め。
凄い可愛い話と思ったら脚本が吉田喜昭。高屋敷監督とは、ど根性ガエルや元祖バカボン等沢山一緒に仕事している。演出は現在名士の康村 正一氏

posted at 02:27:17

今回演出の康村正一(諒)氏wiki ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%B7… には、忍者マン一平載ってないw黒歴史にしないでほしいところw

この話は、ニヒルぶってるが寂しがり屋の転校生・亀ノ丞の話。同氏特徴である、話の圧縮具合が凄い。早朝から夜まで色々な出来事がある。
posted at 02:32:07

 

この回、高屋敷氏が大好きな出崎哲式高速回転作画が沢山出てくる。
しかも、その回転のバリエーションは、らんま1/2での高屋敷氏脚本回・13話に全て生かされている(格闘新体操)。らんま監督の望月氏は本作に、演出として1回だけ参加している。道理で、らんまで以心伝心なわけだ。
posted at 02:36:43

新キャラ亀ノ丞は、高屋敷氏が演出・コンテ・脚本*1で参加した、ど根性ガエルの新八(ニヒルだけど純情な所もある転校生)と、同氏が演出脚本参加した赤ルパンの五右衛門の古風さを混ぜたようなキャラ。実際古風さを皆に笑われてしまう。

posted at 02:41:27

ところで、冒頭では一平が悪知恵を使い、タヌキ和尚のぽんぽこ寺に泊まりにきている。なんかおじさんキラーでもあるカイジっぽい。カイジでのおっちゃんもすぐ泊めてくれるし。一平もママが美人だが父未登場*2。特徴の疑似家族?1、2話もこのタヌキ和尚は一平・三平兄弟の面倒をよくみる。
posted at 02:46:49

最初からだが、今回も本格的に手下のウサギが煙草を吸ってるw(特徴)。 同氏ど根性ガエルコンテ疑惑の回に、友達(年下の幼児)の亡き父が得意だった煙草芸を、新八が特訓する回がある。ゲン2脚本や赤ルパン演出にもこれが生かされてるので、コンテ疑惑濃厚
posted at 02:55:40

亀ノ丞と、ど根性ガエルの新八の比較。ど根性ガエルの新八煙草芸特訓回は、妙に、いつもニヒルな新八が幼かった。作画系ではないものの、同氏コンテは確実にどの作品もキャラが可愛いく・幼くなる特徴がある pic.twitter.com/cVFw24m5HH
posted at 02:59:40

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亀ノ丞は古風な振る舞いをクラスの皆に笑われてしまい、「友達なんかいらない!」と言ってしまう。先生は「友達は大切よ」と諭すものの、亀ノ丞は孤立を選んでしまう。一平はそんな彼を心配し、一人佇む。そして一平の仲間もまた、考え込む一平を心配してくれる(特徴)。

posted at 03:05:19

ど根性ガエル同氏演出も、川や空き地で佇んでいると誰かが声をかけてくれる。ジョー2脚本でも、ゴメスに勝ったのにカジノで寂しそうにしているホセにジョーが声をかけてくれる(実は対戦相手のゴメスが死んでしまっていた)。現在に到るまで出る同氏の特徴に、ぼっち救済がある。

posted at 03:10:47

亀ノ丞を心配する一平の気持ちを知った仲間達は、一平の忍法の目玉飛ばしで亀ノ丞を探せばいいと助言(特徴:具体的な解決策の提示)。
目玉飛ばしをすると、亀ノ丞は意地悪3人組(メカ小トリオ)と対峙していた。そんな亀ノ丞を見て、一平達も現場へ急行。だが亀ノ丞は一平達の助太刀を断り、ピンチになるも自分で3人組を倒す。
posted at 03:16:15

昼休みに孤立する亀ノ丞は、些細な嫌がらせとして、皆が遊んでいたボールを池に飛ばしてしまう。亀ノ丞は水蜘蛛でボールを取ろうとするが、水蜘蛛は実際には忍者は使っていなかったという理屈で亀ノ丞は溺れる。皆で亀ノ丞を助けるも、意固地になった亀ノ丞は、一平に決闘を申し込む。ここから凄い可愛い話に。
posted at 03:23:42

亀ノ丞が出した決闘の条件は、一平が勝てば「と…友達になってやる」で、一平が負けたら「おぬしら皆親友にしてやるー!」。これを言い放って去っていく亀ノ丞がめちゃかわ。元祖バカボンの高屋敷氏演出・吉田喜昭氏脚本も、小人のおっさんであるガンクツ王が殺人的可愛さ。二人の特徴か?
posted at 03:28:24

決闘の条件は難解だが、亀ノ丞が相当な寂しがり屋であると、一平達は理解を示す。
一平は決闘に喜んで参戦。
で、かなりハードな決闘というか、最後は水中戦。一平のハイスピードジェットスクリューで池の水が干上がり、亀ノ丞が池の栓にハマり敗北。なんかGレコで、そんな死に方した人が…
posted at 03:33:54

約束通り友達になってもらうぞと一平に言われた亀ノ丞は、照れてどこかに去るが、一平は「友達って無理矢理なるものじゃないからな」と見守る。だが夜、帰宅すると亀ノ丞がいて、一平達の夕飯まで食べていた(特徴のメシテロ)。しかも泊めるとイビキがうるさいオチ。

posted at 03:38:58

  • まとめ

今回も同氏が月や太陽、自然をキャラとして捉えていることが明確になっており、月はナイトキャップ被って寝てる。また、他作品では木が見てるような不気味な間の俯瞰ショットが演出脚本コンテ全てにあるが、今回もその解答として、実際にキャラが木の上から見てる。
posted at 03:44:04

相当に意思伝達が得意なのか、演出や脚本に自分のテーマを入れてくれるように指示が出てると思う。監督だから当然だが、スポット参戦の演出や脚本でも出てくるのが怖い才能だと思う。川尻善昭氏も、まんが世界昔ばなしの高屋敷氏演出回で可愛い作画をしている。
posted at 03:49:17

他のシリアスものや、大人向け作品でも、

  • 孤独は万病の素
  • 絶望から這い上がるには、具体的な発想や、仲間の具体的な助言が不可欠である

ことが同氏のテーマとして出てくるが、本作は子供向けでど直球。どうしたんだよ、遊ぼうぜ、友達になってやる、とハッキリ言うので和む。
posted at 03:55:21

  • 画像

作監督、ルパン演出、ジョー脚本、カイジ脚本・シリ構、ゲン2、らんま13話脚本。 特にらんま13話脚本要素が濃い(テープやリボンの動き)。らんまの望月智充監督は、1回だけ忍者マン一平に演出として参加している、 pic.twitter.com/x8CfSJrlkN
posted at 04:07:06

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作監督、カイジ・チエ・ジョー2脚本。 年の差のある友情や、可愛い友情。あとなんか犬神家ギャグ多い。
また、言葉を超えた意思疎通。医師として心を見れるジョー2のキニスキー博士や、今回のウサギ。 pic.twitter.com/UxYb3ZocvM
posted at 04:13:57

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特徴の可愛い集と、太陽や月のキャラ化、木が見てる、メシテロなど。最下段左2からは出崎哲式高速スピン演出。大地監督も哲スピンにハマってたようなので魅力あるのか。3段目がツンデレ可愛い亀の丞 pic.twitter.com/SWuUjvRpcR
posted at 04:19:58

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ほんとに上記3段目の亀の丞のツンデレ演技は素晴らしい。「勝ったら と…友達にしてやる、お前が負けたらおぬしら皆俺の親友にしてやるー!」の台詞と目の動きや表情がめっちゃ可愛い。つくづく高屋敷氏は出崎統一派に見えないけど一派というのが、あらためて驚き。

  • まとめ

とにかく可愛い話だった。話を追うにつれ、OPの「グロい忍術だなあ」が薄れる。

そして、非常に可愛いキャラクターで構成されているのを感じる。

また、主人公の一平は公平な精神を持ち、仲間思いなんだな、と好感が持てる。
同氏の他作品における演出の解答が、いちいち出現しているのも楽しいところ。
posted at 04:27:24

 

*1:コンテと脚本は、PNや無記名で疑惑の域を出ない

*2:後に、父がいることがわかる台詞がある