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カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡

カイジおよび福本作品、そのアニメが好きで、シリーズ構成の高屋敷英夫さんが、子供の頃からアニメのクレジットで凄くよく見る名前なので調べてみたものの膨大すぎてまとめきれなくなってきたので、自分のブログよりここに切り離してまとめることにしました。ツイッターアカウントは@makimogpfbです

マッドハウス版X-MEN8話脚本:太陽、月、物が見つめる中、体の声を聞き、心の本質や真の博愛について問う

XMEN脚本8話。(Togetterのバックアップです。修正や追加などで再構成しています。モバイルだと、クリックしても画像が大きくならないので、pic.twitterから始まるurlをクリックするとtwitterの大きい画面で見えます)

 

以前の話数の記事:

  • 2話

makimogpfb2.hatenablog.com

  •  4話 

makimogpfb2.hatenablog.com

 

  • 6話 

makimogpfb2.hatenablog.com

 

  • ここまでのあらすじ

恋人を亡くしたサイクロプスが仲間の支えで立ち直り、日本の東北地方で少年少女のミュータントがUMENに拉致され行方不明になるという事件をXMENの仲間達と追う。罪のない青年が怪物化し、死ぬしか救いが無いという悲劇にXMENは遭遇。XMENは拉致された他の少年少女ミュータントを救出、その中に久子とエマがいた。

救出作業中、UMENのロボット?が襲って来るが何故か臓器を寄越せと連呼する。ロボットに襲われピンチとなる久子を、家庭教師のエマが身を挺し守る。だがそれを切欠に二次変質を発症。ミュータント特有の現象で、怪物化の危険がある。ビーストは検査とワクチン投与のためエマをXMENホームのエクゼビア機関に連れて行くことを提案。エマが、恋人が死んだ際にいた女に似ていることで疑念が晴れないサイクロプスだが、久子の純真さなどに根負けし承諾。

幸い、エマの二次変質は良性だったが、道中遭遇した敵は罪もないミュータントが実験で怪物化した姿だった。そうした現象が日本の東北地方のみで頻出する為、XMENは捜査を更に続行。一方訓練や試練に耐え、久子、エマがメンバーに。

プロフェッサーXの精神ダイブ能力を使い、エマは皆に自分の記憶を見せる。迫害や差別、悪への加担の過ちなど複雑なものだが、ジーンを殺した過去はなく、サイクロプスの疑念は晴れ、正式メンバーと認められる。全員が再び捜査のため日本の東北へ。出発前、エマはテレパシー能力の干渉でプロフェッサーXの記憶にある「佐々木結衣」という女性の存在を知ってしまったことを彼に話すが、エマは話したくないのならいい、と保留に。


訓練を終え、XMENのジュニアメンバーとして迎えられた久子と共に、引き続きXMEN達は東北の事件を追う。住民のミュータントには2次変質を発症している者が多く、ビーストは彼らにワクチンを打つ作業に追われる。また、川や橋にも異常な現象が起こっていた。調査中、事件の中心地にて、アシである飛行機・ブラックバード号がミサイル攻撃を受け墜落。

雪を操る敵によりブラックバード号は動けなくなる。

ロボットに乗るUMEN戦闘員の襲撃を受けるが、XMENは見事な連携で撃破。だが敵は「ここには最強のミュータントが眠っている」と言い残し自爆。

飛行機を失ったXMENは雪山を彷徨うが、ウルヴァリンの嗅覚のおかげで人の住む山荘を発見。そこには、佐々木結衣、つまりエマがプロフェッサーXの心に触れてしまった時に出た名前の女性がいた。また、久子も、以前プロフェッサーXに「佐々木学園」というのを知らないか、とたずねられた時に思い出せなかった、佐々木学園の園長が佐々木結衣であり、自分が結衣の教え子であったことを思い出した。

佐々木結衣は佐々木学園というミュータントの子供達のための学校を開いていたが、すでに閉校し、今はミュータント関連の医療や科学について、ここの研究施設で助手と共に研究をしていると説明。

その中で久子は、どうしても思い出せないが自分より少し下の男の子がいたと言い、結衣に尋ねるが、結衣も何か隠すように知らないと言う。また、事件やプロフェッサーXとのことについてぼやかした言い方をしていた。

結衣は助手達とミーティングがあると言ってリビングを離れる。エマは彼女が嘘をついていると、テレパスではなく言動や女の勘で見抜く。

ビーストはプロフェッサーXに予備のブラックバードを送ってもらう準備をする。ビーストから佐々木結衣の事も含め連絡を受けたプロフェッサーXは、予備のブラックバードを送ると約束。そして佐々木結衣に連絡を取る。

結衣はXMENや事件についてそっけない態度を取る。だがプロフェッサーXは東北に意識を向けた時、顔の無い少年を見たと言う。結衣は、それは自分とプロフェッサーXとの間の息子、タケオであると言うが、「もうこの世にはいない」と告げ、もう心に入り込むなと突き放した。

一方、墜落し動けなくなったブラックバードの様子を見に行ったウルヴァリン、ビースト、ストームは二人の謎の能力者に襲われ戦闘になるが、二人は挨拶だと言い残し去る。

佐々木邸では、結衣が研究施設で助手達に怪しい薬を注射させていた。
リビングでは、久子が、ここに来てから手のひらのアザが痛むと言い出す。何かの伏線か。痛み止めをもらいに結衣の所に行った久子を見送り、エマはサイクロプスと二人きりで話したいことがあると告げる。

一方プロフェッサーXは予備のブラックバードをオートパイロットにし、自分も乗り込んで日本へ向かう。

その頃、エマはサイクロプスの抱える傷や迷いと取り払うため、サイクロプスの心に精神ダイブしたいと言い出す。迷いのあるリーダーはよくないとの為。サイクロプスはエマの精神ダイブを受け、ジーンとの恋と彼女の死、自分が自分を殺すビジョンを見て苦しむ。

ただ、ジーンはミュータントと人間の子供達のために光になりたいと言っていたことを思い出し、ジーンを救えなかった自分を許せなかった事に向き合う。サイクロプスは、ジーンの意志を継ぎ強い心を持つことを決意する。
一方結衣は研究設備で何かに襲われ、8話へ続く。

 

 


  • 同氏8話脚本について

同氏の特徴特盛り。

  • 立場の切り替え
  • 脱衣演出
  • 敵にシンパシー
  • 仲間愛
  • 幼い
  • 優しい手つき
  • もの言わぬ物や自然もキャラ
  • 過去作シンクロ
  • 好きとはっきり言う
  • 博愛
  • 疑似家族
  • 個性的モブ
  • 母性
  • 年上が命を張る
  • ランプや火のアップ
  • 大人ガン泣き
  • 時系列操作

などなど。

posted at 01:13:28

本作は12話まで数珠繋ぎで、シリーズ構成は長年ローテの広田光毅さん。スムーズに話が連携。直前7話は亡き恋人とサイクロプスの過去をエマの精神ダイブを通し視聴者に見せ、6話登場の佐々木結衣がプロフェッサーXの元恋人で、子供がいたがこの世にいないことが判明
posted at 01:14:02

7話では山荘を装った研究室を結衣が持っており、助手が複数いることが判明。7話最後に結衣が化け物に襲われる。高屋敷氏脚本8話では、その怪物からの視点で結衣を捉える(視点の切替)。その際、結衣の眼鏡が飛び、割れる(人の本質を問う脱衣演出+物もキャラ)
posted at 01:20:19

サイクロプスが7話でトラウマを整理したこともあり、XMEN達は見事な連携プレーで怪物を倒す。このシリーズは日本東北地方の罪なきミュータントが2次変質という症状から、怪物化してしまう事件の話。この怪物も、倒すと正体が結衣の助手で、韮崎リコという名前
posted at 01:26:46

この韮崎リコ、同氏脚本らんま13話で、望月監督、芝山氏、高屋敷氏、松下P、池田淳子(才田氏夫人)、須田裕美子氏をネタにしている楽屋ネタ満載のモブ会話があるのだが、最後まで謎なのが「リコ」。韮崎=もしかして出崎監督から?やはりリコがわからん。
posted at 01:34:10

怪物の正体がリコと知ると、仲間の研究員が号泣(特徴)しながら逃げる。ウルヴァリンは逃げる姿を見て「仲間だろうが」と呆れる(特徴・仲間愛)。

また、研究員に怪しい人物がいる事を映像が示唆(脱衣演出)。

一方、プロフェッサーXも単身、日本へ向かい回想(特徴)
posted at 01:43:50

日本へ向かうプロフェッサーXの飛行機のバックに意味深な月の間(特徴)。

プロフェッサーXは結衣との恋愛を回想するが、ミュータントにも分け隔てなく愛情を持って接する教師、結衣に一目惚れ。

ちなみに、ど根性ガエルで梅さんがよし子先生に一目惚れした回は同氏演出。
posted at 01:48:38

プロフェッサーXと結衣は、すぐ両想いに。それを意味深な火や月(欠けてる)、桜、夕日が「見てる」。(特徴:自然や物もキャラ)。

プロフェッサーXは結衣をNYに誘うが、教え子のミュータント達のため結衣は拒否。この回想時、結衣は眼鏡あり・なしで心情を差別化(特徴)
posted at 01:56:48

夕日を見るプロフェッサーXと結衣、同氏脚本のジョー2で丈と段平の見る夕日に似るシンクロ現象。今回の夕日も、何かを見ているような不気味な間がある。だが「ハゲしい恋」とか「ハゲしく拒んだ」とか、夕日とプロフェッサーXの坊主頭との重なりとか、隠し駄洒落がある
posted at 02:02:06

一方、リコは名医・科学者であるXMEN、ビーストの治療・ワクチンで助かるが、ビーストはリコの大量の注射跡を指摘。

同氏脚本ジョー2でも、言葉でなく体の声、体から出る本質を見聞きできる存在としてキニスキー博士を使っている。ビーストも患者の体の声を聞いた
posted at 02:08:40

一方ウルヴァリンサイクロプスは、突然号泣し逃げ出した結衣の助手、加賀を探す。その間、リコの個室で怪しい薬を発見。

加賀は自室で怯えでおり、薬のアップが映る(特徴:物もキャラ)。

加賀もリコも、幼少時から結衣の教え子のミュータントだった。一方真田という怪しい研究員は新人。
posted at 02:39:57

サイクロプスウルヴァリンが加賀に質問中、加賀も怪物化。

この時も意味深なランプのアップ(特徴)。

加賀は壁をぶち破って出て行く。ここ、同氏演出の元祖バカボンで、怪しい薬で怪物化したパパが壁を破って出ていく場面に似てるw

そして、元祖バカボンでは科学者の妻を、今回の加賀は結衣を人質に取る

posted at 02:46:36

怪物化し結衣を人質に取った加賀だが、結衣に危害を加える気配はない。鳴き声も悲しげ(特徴:敵にもシンパシー)。

サイクロプスは、加賀は結衣が好きなのかも(特徴:好きとハッキリ言う)と言う。

また、憧れの女性教師という設定、ど根性ガエルのよし子先生に似てる
posted at 02:52:51

怪物化した加賀は結衣の「やめて」という声に反応し優しい手つきで結衣を降ろす。ここも同氏脚本まんが世界昔ばなし「ガリバー旅行記」でガリバーの手が優しく小人を扱うのに似てる。

XMEN達は加賀を倒し、加賀も人に戻る。その間サイクロプスは怪しい薬の貯蔵庫を発見
posted at 03:00:37

また、テレパスが使えるエマは怪しい研究員、真田が一瞬ラスボスの姿になるのを見る。

脱衣や裸、アイテム消失などでキャラの本質を表していく高屋敷氏の演出趣向においては、色々と見抜けるエマの能力はチートw

一方倒された加賀は涙を流している(特徴)
posted at 03:06:16

加賀もワクチンで一命をとりとめる。加賀にも怪しい注射跡が多くあるとビーストが指摘、サイクロプスも発見した怪しい薬を見せ、結衣を問い詰める。

一方プロフェッサーXは能力で多数のイメージや超高速回想(特徴)を見る。直後、彼は飛行機ともども謎空間へ突入し次回へ。
posted at 03:12:24

 

  • まとめ

追加すれば、怪物化した加賀が音波攻撃でXMENを苦しめるが、同氏脚本の、じゃりん子チエでもヒラメちゃんの超絶音痴のせいでバス運転手・クラス全員が全滅。チエだけ小鉄のくれた耳栓で助かる話がある。

ちなみにOP原画にワンパンマン総作監の久保田さん発見

posted at 03:21:40

ワンパンマンスタッフは、美術の池田繁美さんはじめ多く、ワンパンマン助監督の牛嶋さんが制作進行したりしている。ハゲ(プロフェッサーX)もいるw毎度驚くが、最近の作品になればなるほど高屋敷氏の経験作の要素がうず高く積もり、書ききれない状態に。
posted at 03:27:44

同氏脚本のジョー2で、キニスキー博士は、ホセのコンディション、丈のパンチドランカー、葉子の丈への恋心、カーロスを廃人にした原因を見抜く。つまり体の声から内面を知る。それと同じく本作でもビーストは患者やキャラの体から内心の声を聞けるキャラになっている
posted at 03:33:12

キニンスキー博士やビーストがもの言わぬ声を聞けるように、以前も書いたが、同氏は脚本になっても、いや脚本になってからの方が「もの言わぬもの」の殺気や迫力が凄くなるのが不思議。何も言ってないのに名台詞を言っているような感覚。名台詞だらけのカイジも同じ
posted at 03:38:13

本作では、以前の脚本回でプロフェッサーXがXMENやミュータントを家族の一員と捉えていることが描かれ、今回は、ミュータントの子供の為の学校を開いていた、プロフェッサーXの元恋人、結衣の過去が出る。どちらも疑似家族。だが本物の息子は失っている
posted at 03:45:25

男女でも同性同士でも、同氏の脚本や演出は、ハグ、手をつなぐ、好きとハッキリ言う傾向があり、さらにそれが男同士の場合が多い…の割には、めぞん一刻のもどかしい恋の最終シリーズ構成をしてる。だがこれも、五代の祖母が響子を人間として好きと描かれる話がある
posted at 03:54:27

本作も、プロフェッサーXと結衣は、互いにミュータントの子供達のため、男女としての恋愛を捨てた。以前書いたが、ジョー2最終回の同氏脚本は高屋敷氏的には、恋愛ではなく「人間」として丈を好きと博愛に目覚めた葉子だからこそ丈はグローブを託した?状況に通じる
posted at 04:03:59

また、プロフェッサーXをクローズアップしたり、おじいさんに優しいポリシーも入っていたりする。赤ルパンでさえ、同氏脚本や演出のルパンは、おじいさんに優しいことが多い。同氏特徴の可愛いおっさん枠は、眼鏡・白衣姿で耳をパタパタするビーストが凄い可愛い
posted at 04:15:48

同氏ポリシー「博愛」としては、本作では人間とミュータントの共存、という性別どころか人間の枠を越えた博愛を人間とミュータントが成し得ることができるのか、というスケールがでかいテーマを扱っている。だからこそ怪物の正体が罪なき人型ミュータントなのかも。
posted at 04:25:20

  • 画像1

ど根性ガエル同氏演出で梅さんがよし子先生に一目惚れする場面と今回の結衣に惚れる場面。梅さんがよし子先生の授業を覗きに来てたように、プロフェッサーXも覗きwあとは新ど根性コンテ演出、ジョー2脚本のデート pic.twitter.com/QEtAaupszM
posted at 05:33:17

 

  • 画像2

同氏演出元祖バカボンで、パパが怪しい薬で怪物化して壁をぶち破って出て行くのと、今回の加賀のドーピング怪物化シーン。同じく壁をぶち破る。あとは、チエの百合根も酒を大量に飲むと怪物並の強さになり、暴走する pic.twitter.com/6KfFisRZmj
posted at 05:36:59

 

  • 画像3

意味深な太陽や月、火など(自然や物を大事なキャラと捉える)。並べてみて驚いたがジョー2脚本と今回のシンクロが凄い。どちらも脚本なのに。あとはベルばらコンテ、元祖バカボン演出・脚本、カイジ、ゲン2脚本 pic.twitter.com/5K5pQiww1D
posted at 05:40:49

 

  • 画像4

もの言わぬもの達もキャラであるポリシー。そしてキャラや出来事を「見てる」。元祖バカボン演出、ベルばらコンテ、カイジ脚本と本作。手前にシルエット美術は出崎統式だが、同氏はこの技法に物語を持たせた感じ pic.twitter.com/7bqDcW6Hqe
posted at 05:47:06

 

  • 画像5

愛する者の声で人の心を取り戻す。パパはバカボンの声、本作は大好きな結衣先生の声。特徴である優しい手つきで結衣を降ろす。あとはチエ脚本でのヒラメちゃん怪音波と本作、ど根性演出、アカギ、カイジ脚本での豹変 pic.twitter.com/HmkWLADIbJ
posted at 05:54:48

コンテ松尾慎さん www18.atwiki.jp/sakuga/pages/2…は、高屋敷氏との繋がりはめぞん一刻原画。もう一人のコンテ「肉球博士」が謎。川尻善昭さんぽいのが気になる… 演出の吉沢俊一さんは、直近がワンパンマン www7.atwiki.jp/anime_wiki/pag…

posted at 06:05:57

原画に野田卓雄さん発見。75歳を過ぎてもオーバーロードなど最新アニメ原画を手がける超人的な方。 同じく原画に寄生獣の監督である清水健一さんもいた。あとやっぱワンパンマンスタッフ多い。
posted at 06:11:52

 

  • こちらも参考までに:
    ジョー2との接点についてはジョー2まとめリンク集から色々見れます。
     

makimogpfb2.hatenablog.com